サーロジック社方式壁を採用された方から下記アドバイスをいただきました。
これを設計士さんとサーロジック社に投げています。さあどこがどう変更されるやら・・・
かつて見学した小川村に移設された長野県旧県知事公舎。
こちらの奥の応接室の洋間が音。
オーディオ仲間、設計士さんと電池を入れたラジカセを持参して鳴らすと、もうライブ会場そのもので、みんなで「この音響があれば高いオーディオは要らない・・・」
その理由も今になればわかります。
一つには床下が石状のものが敷き詰められたもので頑強。
洋室隣の出入り口を見れば石板が床下まで伸びています。
この石もビーンビーンと鳴く御影石のようなものではなく、花崗岩系。
そうして何より壁。真ん中にこのなまこ瓦を縦に積んで、壁内は分厚く麻紐と漆喰で仕上げられていました。
壁が分厚く、空間がなく、漆喰(土と縄、瓦で高密度)で鳴かないからですね。
薄い壁にいくら漆喰や珪藻土を薄く塗ったところで意味はないでしょう。
それによる質のよい残響が確保されていたのが最大原因と思いました。同じ構造でも和室ではただの安いラジカセからの電気音が意識させられました。
以下引用。
柱間1820は間柱が入っても弱いです。
1820×3.5~4.7mの大きな太鼓の皮(壁振動)が発生する
可能性が高いです。
現在の3本柱に束ねているところを2本にして横も全部
2本で格子を創るように内壁の厚みを増される(補強柱の
出っ張りはなくなり壁はフラット化)と壁厚が最低でも
240mm程度確保され遮音にも有利に働くと思います。
(柱の構造等は十分になっても遮音はどう対処されるのか?
存じませんので)
以上