ナイトさんから届いたミニDACです。
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DACはバッテリー駆動です。
SpendorもHarbethも箱鳴り利用のスピーカーと単純に思っていました。
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DA素子に何の表示もなく、結局わかりませんでした(笑)
メーカーも販売先もお値段もわからないです。
あえてそれらを知らないまま、要はバイアスなしに音質評価してみます。
評価環境は
送り出しはESOTERIC Grandioso P1のRCAデジタルアウト
アンプはAura社VA-40とSpendor BC2
BC2の純正スタンド「トロリー」にはキャスターが付いているので便利ですね。
たしかBBCではこの間にQUAD 405パワーアンプが入るのでしたよね。
RCAケーブルはイギリスメーカーの方向性管理ケーブル
スピーカーケーブルはラボラトリウム社のYterです。
RCAデジタルケーブルはゾノトーンのシルバーマイスター HD-10000とWestern Electric同軸ケーブルからの自作を比較してWE自作ケーブル。
ソースは音評価のキラーソフトとして使っているアコースティックアーツ、ノーコンプレッションシリーズ vol11曲目 Sleep Awholeにジャズトランペッター五十嵐一生のオリジナルアルバム「FREE DROPS」。
正直甘く見ていました。
音場がどうしても横一列なのは仕方ないにしても、必要な情報はしっかり変換して送り込んでいます。
ドラマーの演奏の機微や、効果音の動きまで認識できます。
音がやや薄いのと、多少シンバルら耳に刺さるきらいはあります。
(すべてが久しぶりの鳴らしなので、エージングの問題かもしれません)
特に明るい風でも暗い風でもなく、トーンバランスはニュートラル。
ブロ友さんはテレビのTOS-LINKに繋げて、外部スピーカーで使ってみて欲しいとのことでしたが、これならこの組み合わせでサブシステムとしても使えます。
AuraとSpendorも双方英国のオーディオだけに改めて相性の良さも感じます。
オーディオ断捨離的には、これらだけで十分かもです。
今のSpendorより、スペンサー伯爵とドロシー夫人でやっていたこのころの音がやはり好みです。
音がいい意味で今のと違って軽く出るあたりと、やはり20センチ程度のウーハーと日本のバッフル幅目一杯の30センチウーハーではないこと。
今のSpendorは過去の日本のウーハーみたいで、軽く出る感じに欠けるように聴こえます。
2ウェイ+スーパーツイーター構成ですので、現代的にも高域の伸びに不足はありません。
しかし、Harbeth HL-4の愛好者で、SONYのスピーカー設計もされたかないまる氏によると、巧妙な箱チューンがされているそうです。
(左側に目次アイコンがありました)
せっかくだからナイトさんが手を入れられたという中身も見てみましょう(笑)
肝心のDA素子は表からは見当たらない、基盤を外してさらに見てみましょう(子供のころからテレビ、ラジオ、ラジカセ、テープレコーダーらは必ず分解!)
元値が何と!556円、そうして魔改造がこれにされていたことをナイトさん御本人が明らかにされました。
もしこのままの組み合わせを生かすとしたら、トランスポートがちょっと重厚長大です。
Auraと合う、できるだけコンパクトなトランスポートが欲しいです(たぶんフィリップスメカ系がより合うか)