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Channel: ゴルゴ平蔵のブログ
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苦節25年 ホーンスピーカーでROCK バイオリンがようやくイメージ通りに

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一時期使って手放したことが惜しまれるJBL375シグネチュア バブルバック。黒375とは別もんのしなやかな音がしました。
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もともとの振動板だったJBL375黒オリジナル アルミダイヤフラム。
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現在のウエスタンラボ開発のWE594相当のジュラルミンダイヤフラム。 
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写真では違いがよくわかりませんね。 

でも音は誰が聴かれてもわかる違い。 


同時にオリジナルのウレタン吸音材の経年劣化 加水分解されて振動板にウレタン破片が付着している個体(175らも)を見て、経年劣化のないフェルトにしています。
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それはともかく、長年ROCKとバイオリンを代表とする弦楽器がどうしてもイメージする音で鳴ってこなかった。

バイオリンなら現用のソナス・ファベールのガルネリ・オマージュがベンチマーク。
ロックならJBLの43シリーズくらいのマッシブさが目標。 

アコースティックが基本のクラシック ジャズと違って、ROCKは楽器に電気が入る。 

そればかりではない。録音された楽器や声がまた電気の力で加工されてソフトに。 

基準となる音がアコースティックの生音みたいにあるようで、ない。 

スピーカーからの出音がすべてで、これが原音。 

古くは中学生のときの、スーパー ダイエーのオーディオコーナーから買ったサンスイ307にドイツのメタルボックスの2ウェイのミニスピーカー。 
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スピーカーの大きさは高さ20センチ 幅10センチくらいのアルミ製密閉箱に入ったもので、そのままでは低音が足りないので、本棚の本の間に入れて、アンプのトーンコントロールも合わせて低音を増強 

これがとてもよくなって、キング・クリムゾン エピタフなんかでの冒頭のシンバルの盛り上がりなんか最高だった。 


高校でアンプは同じサンスイのD-607Fに格上げ。スピーカーはONKYOのM55にしたが、ROCKの音は悪化 
シンバルの質感も出なければ、バスドラム ベースの音色 音階聞き取りにも難が・・・・・
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ピーク音量がD607では足りないほどの、生バンドのPA 自分たちのバンドのPAスピーカーに使ったら、ビビるようになってしまい、程なくJBL4301にして上記音質悪さも回復されて事なきを得た。
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同じJBLなのに、ホーンシステムにして使った375黒ホーンはJBL4301のようには鳴ってくれない。

375シグネチュアを経て、375黒の振動板をジュラルミンにしてようやく中学生のころの音質からの連続でROCKが鳴るようになった。

プリンス ビートルズ XTC ボストン ドナサマーらがあのころのあのイメージの延長上でスパン スパンと鳴っている。
しかもクラシックの弦も鳴るようになった🎵

アンプはEL156PPではホーンにはトルクありすぎなのと、しなやか スムージー WE系列のウーハー 375のオリジナルアルミ振動板から交換したWE594相当とされるウエスタンラボ製 ジュラルミン振動板との相性か。
WEコアトランスのWE252A/WE300Aシングルアンプで鳴らすのがもっぱらです。
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が、たまに武道館 東京ドームなどの大型会場でのPAの雰囲気でとハイトルクで鳴らしたくなればEL156真空管アンプに切り替えます。
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そういうPA音を彷彿させる鳴りになります。

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