長年オデオをやっていると使わない機材がゴロゴロと増えていく。
以下はいずれも売ったか、現有しながら死蔵品となっているスピーカーです。
スピーカーは大きいことなどもあって厄介な代物である。
メインはソナス・ファベール ガルネリ・オマージュとWestern Electricレプリカ 46センチウーハー WE594系ジュラルミン振動板を収めたJBL375 075らであるのか過去のblogにいろいろ書きました。
・JBL 4301
中三のときに半分を親から半分を新聞配達して得たお金で購入。
これを買うまで、ONKYO M55というのを使っていたが、ドラムスを本格的に叩き始めたころ(写真はオーディオ懐古録より引用)。
M55ではバスドラムのチューニングも、ベース音階も聞き取りにくいので買い換え。
目が覚めるようにこの辺や全体の質感がカイゼンされて、オーディオの要はスピーカーと中三ながら確信できた。
・WE755フルレンジ
音が他のWestern Electricスピーカーのように飛んでこない・・・
都合1ヶ月も使わなかったか・・・
40万で買って、40マンで売却できた。
状態がよいので、持っておけば今なら60万で売れたはず。
・JBLメヌエット
お気に入り。過去使ったフルレンジでも一番いいかな。
深夜 早朝に低音の振動で家族を起こさないようにする時に使用。
EL156プッシュプルアンプで鳴らすと、JAZZはむろんだけど、バイオリンらクラシックもしっかり鳴ります。アンプに力・トルクは要りますね。
・アコースティック・ラボ ボレロ
今から20年位前、オーディオ店で聴いて気に入って購入。
小型なのに、確かダブルボイスコイルであったか、朗々とした低音が出て。
JBLにはない表現があるので、クラシックや一部ポップスらに使った。
いかんせん、最新の小型スピーカーからすると余計な音がして売却。
当時は2本で定価が29万位であった記憶です。
http://audio-heritage.jp/ACUSTIK-LAB/speaker/bolero.html
復刻はAcustik-Lab Bolero Nuvoで73万もするようです。
http://audio-heritage.jp/ACUSTIK-LAB/speaker/bolero.html
復刻はAcustik-Lab Bolero Nuvoで73万もするようです。
・ダイアトーン P-610 KB-610
コイズミ無線の社長から、再発の在庫が終わるから貴重だよ!と購入。
言わずと知れた、16センチ国産フルレンジの名機
それへのダイアトーンの純正箱だからある意味貴重か。
紙臭い音と歪み音が多く聞こえてがどうも。センターキャップのチタンで2万Hzまで伸ばすカイゼンをされたそうだが、その音とミッドらがちぐはぐに聞こえて気に入らず。
常用することもなく死蔵
・ELAC 310 JUBILEE
8年位前にオデオ病が再発した際に購入。
久々のオデオ再開時は、オデオ音峻別能力が劣っている。
しばらくリハビリして、いろいろ聴いてから選ぶべきであったと死蔵
ツイーターとウーハーの音色が違うようで、好みではない音 売却。
・スペンドールからは2台
BC2
現用。ウソとわかっていても、箱全体が鳴って、コントラバスが後ろに、バイオリンらが前に展開する様を見せてくれる。
このミニチュアホール感を箱鳴りも利用して作り出せる感性がイギリス そうしてスペンドール社と心得ました。現用。
S3/5
あまり使わずに売却。WE252A/WE300Aシングルアンプでも鳴ってしまうバスレフ方式のBC-2と異なり、小型でしかも密閉型。
アンプ駆動力を相当要したのかもしれない。
ソリッドアコースティック SIKKIM
まさに職場のBGM用にぴったりで今でも使用。
但し、このままだと低音が足りないので、真ん中の周波数補正装置やトーンコントロール グライコなどで低域を持ち上げる必要があり。
付属の周波数補正装置より、いただいたシャキットという周波数補正装置の方が音質が上がった。
・Victor SX500
一応並べてはあるが、音数少なく過去の音に感じます。
SX3を設計された方が現在もクリプトン社でスピーカー作られています。
どうも抜けが悪い感じ?WE~JBLと対照的?がクリプトン社のものも含めて好みではない感じです。
箱拘り型ならやはり上のスペンドール ハーベスらユーロメーカーに一日の長があるような・・・
・フルレンジ 管球王国 卵スピーカー
現有 新先生イチオシのもの。買ったときに9万が今はモデルチェンジして6万に。しかも音質がアップしたという。
テレビ音響用
・タンノイ オートグラフミニ
テレビ音響用に現有 6BM8プッシュプル真空管アンプで鳴らしている。
その前に伴侶がタンノイ サンドリンガムを使用。タンノイ特有の高域になるに従って、音が鋭くなるのに、低域になるに従って音が膨らんでしまう傾向に我慢できずに売却。
アンプ行脚らをすればもしかしたら・・・そこまで熱意は抱けず。
オートグラフミニは箱が小さいのが幸いしてその傾向はほとんどない。
・PIONEER PE16
これも言わずと知れたナショナルゲンコツ 上のダイアトーンと並んで、国産16センチフルレンジ名機
復刻したときに購入。
管球王国 大西正隆先生の方法に従い、ステントリアン社であったかサブコーンだけ今はなきヒノオーディオから買ってきて、センターキャップの径だけ切り取って取り付けた。
これで高音が伸びていい感じになったが、こういうスクエアな箱モノはどうも低音がボンボンして嘘くさい音になる。
いずれは吸音材や箱を何とかしてあげたい。
・E.J.JORDAN JX92Sフルレンジ
陶器製スピーカー フラゴンで有名だった方の設計ユニット。ヒノオーディオにて購入。
就寝時に主に利用だったこちら。
当初これだったのだが、こんな小さな箱では低音は諦めなければならない。
大阪のオーディオ仲間にお願いして箱を作ってもらった。特殊バスレフやユニット周りの大きなネジは前後貫通してユニットを締め上げて抑え、デッドマス思想の究極。
・Stereo誌付属 スキャンスピークフルレンジ
当初これと同時発売のムック別冊の箱に入れた。
・インフィニティー社のテシマル(上のスピーカーの下)も同社の中で低域がもたつかない唯一?もスピーカーとして現用。車で使っています)
ステレオ誌の配布の箱ではローがまるで出ないラジカセ音質にたまらず、今はなきアキバ ヒノオーディオの特殊バックロード箱に入れて、女の子用のペイントを施して愚娘にあげた。
・JENSEN同軸
カーステ用ユニット
伴侶が作ったスピーカー
オデオに興味ない者が急にスピーカーを選ぶときには、得てして低音と高音が良く出るドンシャリなものに耳が行きがち。
そんな感じ。
足元のドア取り付けの車用ならかえってバランスが取れるのかもしれない。
完全に死蔵。
今は高校時代から使っているJBL 4301が伴侶と娘用
・ハセヒロバックロード TANGBAND 80AMG
当選してタダでもらったもの。
どうもバックロードでは、実際のバスドラムのような音が出ないのが多いうよう。
フロントにかなり遅れたバックロード音が混ざるからであろか。
ユニットも安物のせいか、オケモノなどでの音数は多くない。
使い道はなさそうで、いずれオークション行きかなあ。
と遍歴のようだが、結局使い続けているメインスピーカーは2機種。
Western Electric系ユニットの大型自作ホーンスピーカーは都合四半世紀。
ソナス・ファベール ガルネリ・オマージュは1993年から使い続けている。
ホーンの方は4181励磁型ウーハーに落ち着くまではALTEC JBLら7,8本試しました。
ネットワークを3度組み直し、ホーンもJBL375も黒から灰色シグネチュア~振動板をオリジナルアルミから、WE594系ジュラルミンに交換・・・
JBL075のホーン部分もオリジナルアルミ~真鍮に。かなり弄りましたね。
他方のガルネリ。
スーパーツイーターはリボン 圧電型ら5本を試し、これに宛がったアンプは10台近くになってようやくどちらも落ち着いた気がする。
其の他上のスピーカーの方をとっかえひっかえもあれば、1つのスピーカーの可能性に惚れ込んで、これを鳴らすアンプ プレーヤーらあれこれも・・・
でも死蔵品もまだまだいろいろゴロゴロしている次第。