Quantcast
Channel: ゴルゴ平蔵のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1949

ソナス・ファベール社 上から2番目880万円リリウムらでスティングを再生

$
0
0
ソナス・ファベールの現在のトップエンド アイーダ(1,050万円)に次ぐフラグシップがリリウム。
イメージ 1
イメージ 2


技術解説は以下のようである。
本体サイズは491W×1,600H×705Dmmで、質量は103kg(1本)。

外装はレッド/ウォルナット仕上げ。

本体はデュアルエンクロージャー構成で、「ステルス・リフレックス・システム」による非振動ベンデッド・ボックスのメインエンクロージャーに、「Z.V.T.(ゼロ・バイブレーション・トランスミッション)」テクノロジーを採用したパッシブラジエーター用のウーファーエンクロージャーを相互分離し、直角配置している。

内部ユニットは、28mmドーム型トゥイーター×1、180mmコーン型ミッドハイ×1、180mmコーン型ミッドバス×3、260mmコーン型ウーファー×1に、260mmコーン型のパッシブラジエーターも搭載した3.5ウェイ・6スピーカー構成を採用。

パッシブラジエーターを含めた各ドライバーユニットは全て新規設計で、ソナス・ファベールが設計・開発を手がけている。
イメージ 3

上記パッシブラジエーターは、Extremaの仕様を受け継いでポートノイズを抑えた仕様とし、本機では本体天面のリアウーファーキャビネットに上向きに配置。

エンクロージャーから分離した上で、トゥイーター、ミッドハイ、ミッドバスの軸と直角に近づけるように配置することで、相互干渉を抑えられるようにした。
なお、パッシブラジエーターの音圧調整も行えるようにしている。

各ドライバーユニットをつなぐクロスオーバーネットワークには、Extremaで採用された新ソリューションを投入しているという。クロスオーバー周波数は、80Hz/250Hz/2,500Hz。

周波数特性は20Hz~35kHz(ステルス・リフレックス含む)で、出力音圧レベルは92dB SPL、公称インピーダンスは4Ωとなる。推奨アンプ出力は100W~800W(クリッピングなし)。

スピーカー端子は、バナナプラグ対応のトライワイヤー端子を搭載する。

数日前にはソナス・ファベールのトラディションシリーズの3つを。

GWにはソナス創業者の故フランコセルブリンのアッカルドを。
イメージ 4


同じくソナスのオリンピカを
イメージ 5


一つ前の日記ではフランコセルブリンのクテマを
イメージ 6

まるで5月、6月とソナス・ファベール社と、同社創業者が自らの名前で立ち上げたフランコセルブリン社の代表スピーカーを様々な組み合わせで総まくり試聴したかのようで貴重な経験となっています。

これを聴く前にGWでも聴いたオリンピカでスティングの来日記念盤CDを再生してもらっています。
イメージ 7

300万オーディオ催し日記でも述べたとおり、C/Pの高さからはこちらで、正直クテマのセットとそう違いはありません!

むしろ正直お値段は何倍にもなるフランコ・セルブリンのクテマとゴールドムンドのセパレートらの組み合わせより、この手のロックには好ましい再現をしていました。

低音楽器が遠くに行かない エッジや芯がしっかり感じられる。

ではリリウムは・・・このCHプレシジョンとの組み合わせでは二度目。


前回はクラシック宗教音楽 今回はバリバリの現代ロック。

かかった瞬間、オリンピカシステムとは音数がまるで違いますね。

価格差のとおりという当たり前の結果に。

ダイナのこのフロアの責任者の方とこのスペースでアマティー・トラディションも鳴らされたそうです。

スケールの違いはあれど、リリウムと同じ音調で鳴ったそうです。
そういう意味でトップモデルからガルネリトラディションに至るまでサウンドチューニングがしっかり統一されているのですね。

現代ソナスファベール社の未来志向の音質を是非お気に入りソフトで試していただきたいと思いました。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1949

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>