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Channel: ゴルゴ平蔵のブログ
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ソナス・ファベール社のガルネリ・オマージュはここまで

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購入した次世代スピーカーも日本に到着して、輸入代理店の倉庫で新音楽室が出来るまで寝かしてもらっています。

自分の持ち物はこきおろすもよし、持ち上げるもよし(笑)

ガルネリ・オマージュで全ジャンルの音楽、すべての楽器と声を鳴らすにあたって、トランジスター 真空管 メーカー品、自作品20台あまりのアンプが組み合わされましたが、真空管アンプではこのEL156プッシュプルアンプの右に出るアンプはないと思います。
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真空管オーディオフェアでも予想どおりなかった。

大型ビーム管テレフンケンEL156が小さく見えるほどの、ほとんど使用例?販売例がないUTC社最後の開発品、60Wの出力対応の最大級LS-65 超大型出力トランスのローエンドへの深い沈み込み。

繊細さのあるUTC社スーパーパーマロイシリーズのHAシリーズの入力、段間トランスでもゲインを稼いで、プリアンプの増幅段も捨ててDAC以降はたったの2段増幅回路で存分な増幅率・・・

マランツ7~各社プリアンプも使った経験からも以下は断言して差し支えないと感じます。

以前紹介したこの管球王国新先生の高昇圧のハシモトトランス入力トランスを利用した単段アンプには及びませんが、
2段増幅のみでスピーカー駆動できるアンプからしか出ない音表現は確実にあります。

スクラップ&ビルドをメーカーほど繰り返せないアマチュアの特権としては、このような構成や回路のシンプル化、部品数の最小化は最右翼の高音質への道と感じています。


内部は極シンプルに最低限の素材にして、物量投入&素材勝負で。
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ほんのり温かくなる程度の余裕ある電源トランスと同じコアサイズのカナダ・ハモンド社のチョークトランス・・・こんな贅沢はメーカー品ではとてもとても・・・
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スピーカーは自作でハイエンドレベルは無理な時代だと思いますが、アンプはまだまだ自作でハイエンドメーカー品を凌駕するのは十分可能と思います。

これが現有のソナス・ファベール社のガルネリ・オマージュの最高到達点の一つと思っていたら、さらに上の可能性を見てしまったのですね

新しく導入するスピーカーのリア端子
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ガルネリ・オマージュのリア端子
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