真空管・アナログオーディオフェアと題打った試聴会だけあって、テクニクスさんは自社のかつてのオープンリールテープデッキをメンテされて鳴らされていました。
誰もがテープ、それもオープンリール音楽テープが最高音質とされますね。
こちらはTAOC。
担当者も平蔵を覚えておられました。
かつてのTAOCのこのレポートをご覧になられていたようで、的確なレポートとお褒めいただきました。
上のフォノアンプ内蔵 USBアウトでPCに取り込める廉価レコードプレーヤー下に敷いた黒色の2万ちょっとのオーディオボードの有無で静寂、エアー空気感、音数ら全部向上しました。
オーディオラック、オーディオボードやインシュレーターの役目の解説は数あれど、結局、床からの振動とのアイソレーションと、オーディオ機器そのものが発生させる振動(トランス、モーターら)を板の工夫で吸収させて他に伝えないのが基本とすると、TAOCのは理にかなっているのですね。
TAOC担当者も音質本意ではなく、若者への普及目的からはこういう格安プレーヤーでの効果を実感してもらうためにあえて導入したプレーヤーだそうです。
テクニクス1200番の2台も制震の違いがメイン。
レコードプレーヤーを復活させたら、それ用のラックは上のリンク先のような制震しっかりなTAOCにしたいですね。
こちらはNOAHさんが輸入されているインシュレーター 内部はマグネットの反発で上下が振動遮断されています。
Alto-Extremo アルト・エクストレーモ
2004年ドイツ連邦共和国のドルトムントに近いマルルでVolker Behrens(フォルカー・ベーレンス)氏により設立されたアブソーバー・アクセサリー専門のメーカーです。
設立以来、ハイエンド・オーディオ機器設置におけるレゾナンス(共鳴)をいかにキャンセルするか、という命題に取り組み続けています。
製品はドイツ国内でのみ生産を行っています。
ハウリングマージンは確実に上がるのと完全にプレーヤーの水平が取れるのがメリットだとか。
この辺に悩みが出たら借り出して試聴してみたいです。
こういうアクセサリーの特質、使い方のポイントを製造メーカー、輸入代理店の方から聞いたり、あるなし実験をやってもらって効果効能を確認できるのもオーディオフェアのメリットですね。