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Channel: ゴルゴ平蔵のブログ
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北欧Dクラスアンプ&英国モニターオーディオの低域の解像度

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松本ハイエンドオーディオフェアでのNASPECさんのブースが今回のベストでした。
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英国モニターオーディオ社のPlatinum PL200  £5,250pr ¥945,000/税別/ ペアというスピーカー
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プリアンプ パワーアンプはスウェーデンのPRIMARE 60シリーズ。

PRE60はDAC内蔵でネットワークプレーヤーも兼ねるとあります。120万。

送り出しはこちらのプレイバック社のSACD/CDプレーヤー280万円。
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電源はスイッチング電源で、お持ちなら強化改造が可能です。
残念ながらESOTERIC社のVRDS-NEOメカの外部供給を辞めたのに伴い製造できずに販売終了です。

A60 パワーアンプはDクラスアンプ。重量はわずか10.3kgというのに、500W×2(4オーム)、250W×2(8Ω) 120万円。
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電源にも抜かりなく、昨年の松本オーディオフェアでその効能を確認できた英国ISOTEC社の電源コンディショナーがしっかり使われていました。
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音源は最近定番の音場録音と低音の解像度を試せる■UNCOMPRESSED WORLD VOL.1 から4曲目SAMBIENTAを。
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ダイナの川又店長さんのこの曲の聞き所のこちらをかなりの部分でパスしていました。

中高域の解像度は出せても、低域までしっかり出せたのはここだけでした。

冒頭できらめくようなパーカッションが前例のない鮮明さと分解能を提示しながら、彗星が尾を引いて飛び去って行くような透明度の高い余韻感を構成する。

その背景に重厚なシンセサイザーによる重低音が響き始めると、通奏低音の響きにこれ程の脈動感が含まれていたのかと、HIRO Acousticで聴いた同じ曲との比較を私の頭脳が勝手に始めてしまい、頭の中に出力されたチェックシートに私は目を通していく。 

このシンセサイザーによる低音は途中から音階がぐっと下がる場面があり、その変化を 
AMATI Traditionは音色と質感を忠実に維持してぐっと沈み込む重厚な低音として軽々と再生してくるのだから恐れ入った! 

そう、軽々というのは楽音の質感、音程的に軽いというものではないのです。 
低域の反応が素早く軽く楽音の質感をしっかりと維持しているという事なのです。 

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