松本ハイエンドオーディオフェアのマランツ DENON B&W DALIブース。
仲間がマランツのSACD/CDプレーヤー SA-10を選ぶ際に、一緒に何回か試聴していてコストパフォーマンスと性能の良さはよくわかっているつもりです。
今回は同社のトップモデルのプリメインアンプPM-10をまだ聴いたことがなかったので興味深く聴かせていただいた。
スピーカーはB&W 804D3
試聴ソースはいつものローエンドまでの解像度が問われる音源はいつものこちらの4曲目SAMBIENTA
中高域はいいのだが、低域の解像度が今二つ。
下記ソナス・ファベール、アマティ・オマージュ・トラディションやちょっと前に書いた同じ会場で聴いたモニターオーディオ社のプライマーアンプらの組み合わせで聴けたシンセサイザーの通続的低音の音階の変化がわかりにくかったです。
これがスピーカーが床直置きだからか、アンプの力か、はたまたバスレフ穴がフロントにあった問題か。
スパイクを履かせたきちんとしたセッティングやアンプを交換して聞き直してみたいです。
もし聴かれた方がおられたら、ローエンドにかけての解像度はいかがでしたでしょうか?
これが聞き取れませんでした。
その背景に重厚なシンセサイザーによる重低音が響き始めると、通奏低音の響きに
これ程の脈動感が含まれていたのかと、HIRO Acousticで聴いた同じ曲との比較を
私の頭脳が勝手に始めてしまい、頭の中に出力されたチェックシートに私は目を通していく。
このシンセサイザーによる低音は途中から音階がぐっと下がる場面があり、その変化をAMATI Traditionは音色と質感を忠実に維持してぐっと沈み込む重厚な低音として
軽々と再生してくるのだから恐れ入った!
そう、軽々というのは楽音の質感、音程的に軽いというものではないのです。
低域の反応が素早く軽く楽音の質感をしっかりと維持しているという事なのです。
以上