1日目最終のデモはデジタル対決。
ESOTERIC Grandioso P1(250万)、ESOTERIC Grandioso G1ルビジウムマスタークロック(160万)→MSB Reference DAC(540万の合計950万)
dcs Vivaldiセット(1,432万)
これをHIROのModelーCCCS(2,248万)
Dan D'Agostino MOMENTUM PREAMPLIFIER(510万)からバイアンプ、
MOMENTUM M400パワーアンプ(モノ/ペア)(1千万)
MOMENTUM M300パワーアンプ(モノ/ペア)(800万)
というとてつもないドリームマッチでした。
(たしかケーブルだけで2千万円だったとか)
デジタルのどちらが好みだったか挙手してくださいと。会場はほぼ満員。
2ないし3:7ないし8でdcsだったような感じでした。
フワッと音場が展開するdcsに、カッチリと音像を3D空間にパッチワークのように填め込んでいくESOTERIC&MSB。
CDらPCM信号もDSD変換してDA化するdcsと、PCMのままDAするMSBの方式違いも大きいのではとも聞きました。
拙宅のDACESOTERIC Grandioso D1でUSB入力のPCMデジタル信号をそのまま~8倍までアップサンプリングしてPCMで出すか、DSD変換してDA変換するのかを試していた感じそのものを連想しました。
日本を代表するハイエンドオーディオショップの経営最高責任者としても、ハイエンドに興味を抱いている層の好みを知るということは、これからの仕入れ、展示の参考になるのだろうかと聞きました。
いずれにしても、ESOTERICが各社へVRDSトランスポートメカの供給を中止したのは大きいですね(資本がギブソンになって、どうして独自技術を他社に提供してしまうのかと禁止されたと聞いています)。
dcs VivaldiのオーナーはVRDSトランスポートメカ提供の最終機種だけに、お宝かと思いました。