初日の最初のデモはトライオード社から。
社長ご本人のデモでした。
冒頭、挙手を求められて、ネットワークオーディオをやられている人はと。
1割か2割くらいで、東京でもこれは同じ比率だそうです。
こちらやネットのオーディオ掲示板、HPからはもっと多いようなイメージでした。
ネットオーディオをやっている人ほど、ネットからの情報発信が多いせいで、かなり普及しているかのように見えていただけかもしれません。
PCオーディオの普及率は日本ではまだまだのようです。
これに積極的な立場からは、CD棚の奥に隠れていて、長年聴くことを忘れていたソフトに気付いたり、アルバム名、曲名表示らできちんと曲名ごと記憶できるなどメリットが大きいのですが。
アナログレコードプレーヤーは例年のハイエンドではなく、手頃なものに
デジタルは同社が輸入するカクテル・オーディオのマルチメディアプレーヤー X50 38万
DACも同社が輸入する初見のオランダからのDiDit High-End DAC212SE 45万
これを同社の真空管プリメインアンプの新型。
6BQ7(EL84)AB級プッシュプルアンプ Luminous 84 128.000円
そうして同社山崎社長イチオシの300B A級シングルアンプ TRV-A300XR 24万円
今回のデモブースではテクニクスと並んで最もリーズナブルなアンプでした。
スピーカーは今年ユニットが新型になった英国スペンドール社 SP100でいつもの安心、安定の音質でした。
ハイエンド音質とは明らかに違いますが、これで音楽のエッセンスを聞くのに何が不足でしょうか?という出音ですね。
それはそうと一緒に行った地元オーディオ仲間が本気で導入を検討しているカクテル・オーディオのマルチメディアプレーヤー。
この下位機種のX35は28万とX50より10万安いのに、アンプまで内蔵されていて、スピーカーを繋げればこれだけでオーディオが完成してしまいます。
これでCDプレーヤー、ハイレゾデータDISK(SACDはかかりません)、CDらからのリッピング、ネットからのダウンロード、ネットラジオ、ストリーミング配信、FMチューナー、フォノイコライザーアンプも内蔵でレコードプレーヤーもそのまま接続できます。
そうしてレコードから最高192KHz24bitレコーダー機能を利用してデジタルデータ化も出来る優れものです。
友人がこれに多大な興味を示しているのは、FLACではない、CDデータそのもので記録されるWAVデータもネット経由でジャケット写真、曲名、演奏者らのデータを関連付けてくれることです。
まるで自分がやっているwavでのCDリッピングを先日日記にしたフリーソフト、SONY Music Centerでジャケ写真、曲情報を関連付けてPC画面上に表示してくれるのと同じことが出来ることです。
曲順らも手動で変更も出来ることも仲間のニーズにぴったり。
重量も8.5kgで比較的軽いから、ネット環境ある自宅でリッピングら。
ネット環境のないオーディオ専用の別宅でデジタルプレーヤーとして活用できると。
このラインアウトからストレートか、USBアウトから彼のマランツのSA10 SACDプレーヤー&DACのUSBインに入れれば、このディスクリートで組まれた優秀なDACを利用することも可能ですね。
USBは2.0と3.0が可能。
X50はさらに外部クロック端子まで備えます。
同じようなものがPIONEER SONYにもありますが、この多機能ぶりには到底かないませんね。
取説は100頁もあって、販売の山崎社長も全部の機能を覚えきれないほど。
イコライザーまでありました。
記憶媒体はSSD 12TBまでの3.5HDD 2.5HDD 2.5SSDを好きに買ってきて挿入利用する方式です。
何より個人的にはディスプレイが7インチと大きいのもいいです。
これでも文字が小さければ、HDMI端子から外部モニターに大きく映し出せばいいのも他メーカーにはなかった機能だったかと思います。