サーロジック社村田社長らと2日間にかけて都合4軒のそれぞれ取り組み方がまるで違うオーディオエンスー方をお邪魔させていただきました。
1軒目はPCをプレーヤー、プリアンプ、音響補正、マルチらに多用されているお宅でした。
PCは周波数特性の補正から測定・補正・FIRフィルターもPCでのソフトを使って低域位相が早まるスキャンスピークフルレンジユニットの特性を補正されていました。
上が素のフルレンジユニットがローにかけて位相回転している様子。
それを一番下で補正をかけて位相をフラットにしてローからミッド、ハイの位相を全部合わせている様子です。
このソフトは8chを出力可能。つまりマルチチャンネルデバイダーとして4ウェイに対応させたり、AVでのリアスピーカーら立体音響が可能です。
さすがは現代スピーカーのスキャンスピーク。
フルレンジなのに、2ウェイのモニターオーディオPL100ほどローにかけての位相回転は少なく、圧倒的な位相補正の違いは出なかったそうです。
少なくとも自分が所有するダイアトーンp-610(復刻チタンセンターキャップ)、pioneer pe16、ナショナルげんこつらの音質とは隔絶された、振動板が紙だとか、ナローとか全く意識させられない音質には驚きました。
メヌエットのLE-8Tもこれで補正すればどこまで行けるのか?
それもデジタル処理で全てのchのカットオフ特性を好きに、合成の再の別ユニットの位相補正ら。
こちらのサーロジックも行われている、アナログチャンネルデバイダーの合成の限界。
大抵のウーハーで位相が回って早くなって、低音楽器の定位が狂う問題も回避できます。
スピーカーまではパワーアンプだけあれば足りてしまいます。
ルームチューンも壁の拡散は石板を斜めに並べたり、その上にさらに小石を貼り付けたり、その他自作音響ボードでいろいろです。
天井は全て剥がして、斜め板を設置して上下のフラッターエコーも遮断されていました。
オーナーは定年後なのに、こうして新しい試みに次々挑戦されています。
これは認知症予防の番組でも、晩年こそ趣味では新しいことにチャレンジの生き方として見習いたいですね。
この後、伊豆オーディオクラブ有志、サーロジック社村田社長らと信州にスキーに。
白馬八方の最難関、黒菱、兎平コースを難なく滑られる能力もお持ちだそうです。
最近の65歳は、文化方面の意欲も体力もうかつてのお爺さんではありませんね。
ホーンスピーカーの方はお休み中でした。
分厚い箱で共振を抑えていますね。