一昨日からスピーカーの設置調整をしていて気づいたことです。
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そうしてこのスリットからは、やはり盛大にミッドの音が放出されています。
同じ思想はウィルソンの上位モデルのスピーカーらにもありました。
新規導入したソナス・ファベール社のアマティー・トラディション。
スリムなシェイプとリュート型やライラ型とされる側板からリアの流線型のような箱。
これはガルネリ・オマージュらかねてからですね。
フロントに搭載されたスピーカーユニットから放出された音をリアまで回す工夫。
ところが今のアマティーらはもっと積極的にリアから音を放出しています。
バスレフの変形とも言えるリアのステルス・ウルトラフレックスとメーカーが名乗るスリットからウーハーマグネットが見えて、当然ここからは低音が盛大に聞こえます。
上のスリットからはさらにミッドレンジのスコーカーユニットのマグネットが見えます。
さらに上位大型モデルのイル・クレモネーゼや新発売のアイーダ2ではもっと積極的にリアにもミッド・ハイユニットまで搭載させて、音波を後に向かって放出させていますね。
まるでコンデンサースピーカーら、前後に音が積極的に放出される平面スピーカーのようですね。
平面バッフルスピーカーとは前からの音を後ろにも回すスリムシェイプを採用している点では平面スピーカーも上記現代スピーカーも音場感が違いますね。
最近のスピーカーはリアに回った音のみなず、積極的にリアから放出された音処理も使いこなしの肝となって、フリースタンディングのみならず、オーディオパネルがいろいろ発売されている理由でしょうか。
リアから積極的にミッド以上を放出させていなかったガルネリ・オマージュよりアマティ・トラディションがセッティングに苦労した理由でした。