音楽室の音響測定が一昨日からスタートしました。
まだ測定項目が残っており、さらに計測が続きます。
今回は音響壁材ら提供と音響設計アドバイスのサーロジック社村田社長の解析ソフトの他に、伊豆オーディオクラブで定在波まで分析できるソフトを開発された方が自ら来られて2名での2種類の測定です。
今回はミッドロー~ロー帯域での部屋の音響特性の測定でした。
そのためスピーカーは村田さん自作のウーハーを2台持ち込まれました。
分厚いエンクロージャーとストロークの大きいウーハーが目立ちます。
測定マイクは3本。
B&K ベリンガーら。
そうして音圧計。
取られたデータの一部です。
そうして今回最も興味深かったのが、
1,後壁を吸音材剥き出し
2,石膏ボードで吸音材前を塞ぐ
3,その前に石膏ボードの共振音を吸音するパネルを置く
この3パターンで音響測定がされたことです。
1KHzでの残響時間は1はだいたい0.5秒、2で0.7秒、3で0.65秒と簡単に変わったことです。
後壁は低音吸音に利用する部分なので、どの程度吸音させるかの前データとなります。
おかげさまで伊豆オーディオの皆様4名いらして手伝っていただいたので、スピーディーに作業出来ました。
データの解析作業がこれからですので楽しみです。昨日の段階では問題ないそうです。