自作スピーカーや自作アンプの高音質CRパーツの調達先としてときどき利用させていただいた横浜ベイサイドネット。
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ユニットのWestern Electric化に伴い、ここの劇場用スピーカーのネットワークはオイルコンデンサーだったので、真似て交換。![イメージ 2]()
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横浜から新潟の燕市に移転されたのですね。
上越くらいなら、遊びに行きやすいのですが、燕市ともなれば新潟市にも近く、当地からは東京に行くのと変わらずに遠いです。
自作スピーカーとなればヒノオーディオがメインでしたが、ヒノなき今、横浜ベイサイドネットの他に、コイズミ無線、
麻布オーディオ
あたりが頼りになるショップになりましょうか。
自作ホーンスピーカーのネットワークはヒノオーディオで作っていただきました。
キャパシターはシズキの標準的なフィルムコンデンサーのこれから
くぐもった音で、抜けない、帯域が狭いetcで頭を抱えて、ネットワークは失敗か、ならばプロにと、横浜ベイサイドネットに助けを求めたことがありました。
主張旅費はいただくが、どんな状態かそちらに行ってもいいとまで言っていただいたのですが、3ヶ月、半年と聴き込んでいくうちに、コンデンサーがエージングされたようで、普通に聴こえるようになったのでした。
アマティや部屋のエージングに数ヶ月~半年近くら、「オーディオには辛抱が必要」とつくづく思います。
横浜ベイサイドネットさんは行動力があって、積極的のようです。
blogを見るとそう思います。
ハイエンドスピーカーメーカー御用達のスキャンスピーク社の営業が訪ねてこられたり、ドイツのミュンヘンハイエンドショーに出品された自作ハイエンドコンデンサーメーカーの代理店になられたり・・・
元サンスイアンプ設計士のイシノラボさんの店主ブログによると、国産の高音質コンデンサー、抵抗らは2000年あたりで消滅したとか。
何事もブームで短期間盛り上がって消えるこの国の状況の象徴ではないですか。
でも、外国にはあります。
最近知ったドイツのRike Audioのオイルコンデンサーです。
本国での公式サイトまで行って見てきました。自社コンデンサーを生かすための真空管アンプを開発販売。
翻訳ソフトがあるから今は海外サイト閲覧も便利ですね。
セメント抵抗も海外製のDayton Audioローノイズタイプがあるのですね。
SolenのMILスペックの無誘導巻線抵抗ら、見ているだけでもワクワクします。
ネットワークで、スピーカーのインピーダンス安定化のために当時はDaleの金色無誘導タイプ採用が最高度としか知らなかったのに。
ここをチェックしておかないと、最新オーディオ用CRパーツについて浦島太郎になってしまうので、時々覗いております。
他にアムトランスさんも。
こんな高級な天然の無垢板をアリ継ぎ加工なんて、量産品では絶対に無理ですね。
(箱作成に1年がかりとか)
ハイエンドスピーカーメーカー御用達のスキャンスピーク社営業が自ら横浜ベイサイドに売り込みの最新トップエンドユニットは何と!楕円ボイスコイルだとか。
同社円形ボイスコイル型より40%も歪が少ないのは凄い!
楕円製造の困難性に関わらず、世界的トップユニットメーカーの意地だそうです。
楕円コーンば昔からあっても、ボイスコイルは円形でしたね。
今後のハイエンドスピーカーへの搭載例もありそうです。
写真は横浜ベイサイドネットより引用
磁気回路
このユニットを使った同社の完成品
ユニットのべらぼうな価格。
ハイエンドでも採用はトップエンドクラス?
ハイルドライバーの復活を知ったり
こんなにユニット化されたローパス、ハイパスフィルターが市販されていたり。
こちらのユニットも目を通しておくと、ハイエンドスピーカーのユニットがどちらのどれを基本にしたものかわかったり・・・・
コイズミ無線、麻布オーディオも含めれば、自作派は減少といっても、ユニットからLCRパーツ選びに困るほど数がありますね。
欧米は音楽文化とともにオーディオがあるので、ブームで盛り上がって消えることなく継続している恩恵ですね
自作スピーカーも経験するのはマイナスではなくて、例えばMagico社、YG社、ヒロ・アコースティック社の金属エンクロージャーとか、ソナス・ファベールのガルネリ・オマージュやアマティ・トラディションが意匠も含めて、はっきりした音目標のもと、相当試行錯誤して設計されたのか唸ります(このレベルは自作困難と諦めた)。
後で、ソナス・ファベールの故フランコの机は、写真でネットワークをいろいろ試行錯誤して付いた、半田ごての焼跡をたくさん見かけました。