このWE252A/WE300Aシングルアンプ ゲインが高すぎて、どうしてもラインケーブルから回り込むハムノイズが気になっていました。
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下記改造でミリバルで測定すると、入力ショートで残留ノイズは1mv未満まで追い込めました。うちのホーンスピーカーのウーハーTA4181の能率は100dBを超えますが、耳をユニットに近づけないとわからないまでNFB導入、さらに初段を3極管接続させてゲインを下げました。
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つがいけサイクルクラシック2016の翌日は休みだったので、地元のベテランに大幅にアドバイスいただいて手直しです。
Western Electricコアの入力トランスWE285Lが600Ω:50KΩというカートリッジ オルトフォンSPUにも使えるほどの昇圧比ぶりもあってWE328 CR結合 WE252A/WE300Aシングルという2段増幅ながらゲインが高い。
常用のUTCマッチングトランス付アッテネーターで午前8時前後でゲイン調整ほどで。
ESOTERIC Grandioso D1のバッファーアンプもスルーレート2000V という、同社のプリアンプ同等のスルーレートというプリアンプそのものを内蔵するほどの強力もあろうと思います。
WE328を5極管接続の通常から3極管接続へ。
無帰還構成をNFBを前段のWE328回路にマイナーループでかける。
それも不要になった入力VOLの可変抵抗も利用して3dB~8dBまで可変できるようにして、これを実質ゲイン調整に利用して連続可変できるようにする。
オールオーバーで3dBほどのNFBをかけたときには、ゲインも下がる一方、躍動感が無帰還時より失われてしまったのが気に入らず、元に戻したときのような躍動感がマイナーループNFBでは減少することもほとんどありません。
ついでに、WE328のソケットを右の国産のから左のシンチのに交換。
真空管がスルッと抜けたら駄目です。
親の敵、ってな感じで引っ張らないと抜けないのが正常です。
親の敵、ってな感じで引っ張らないと抜けないのが正常です。
FUSEでも音質が変わるので、WE線を用いて自作したものも
元は管球王国で頒布されたこちら。
これの改造からスタートして。
手狭なので、シャーシも新しくして載せ替えしてのべ10回は手直し改造 調整・・・
調整で自分好みの音質に近づけることが出来るのは自作ならではですね。
副産物としては、高価というかもう手に入らないWE252A真空管を痛めないように、オンオフしながらパーツ交換 音出し調整のアンプ改造はキットに付属の安いロシア300Bでやっていたら、これで存分な音質が得られるようになりました。