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Channel: ゴルゴ平蔵のブログ
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管球王国 新先生のSP盤音源コンサート

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松本市キッセイホール主宰の5回目になるという元フィリップス・クラシック社副社長にして、アンプビルダー SP盤収集家 管球王国ライター 新先生主催のSP盤音源コンサート。

先生は仕事ではLP~CD時代の真っ只中にいながら、音質ではSP盤にこそ生々しさがあると、プライベートではSP盤再生に拘って、200台~300台の真空管を中心にしたアンプを自作されてこられたそう。

その偉業がラジオ技術誌や管球王国誌に発表されていますね。

今回はこのセントルイス・ブルースのSP盤音源を年代を追って、奏者別 楽団別の演奏を堪能してみましょうというもの。

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一番古い音源は1915年11月20日録音のG.ヘップバーン・ウィルソン指揮プリンス・バンドによる米コロンビア盤。
機械式録音の1921年5月3日録音のオリジナル・デキシーランド・ジャズ・バンド(O.D.J.B)の米ビクター盤 1925年1月14日録音のジミー・スミスのボーカル&ルイ・アームストロングのコルネットのコロンビア盤。

さらに電気録音時代の1928年~1942年までのSP盤音源14曲が次々解説付で披露。

特に作曲者のW.C.ハンディーの吹き込みの発見披露が大きかった。

日本盤は浪曲セントルイス・ブルース(編曲:平茂雄) 昭和期を代表する俳優 歌手 コメディアン ボードビリアンの川田義雄(川田晴久)のSP盤では会場から笑いが起こった。

いずれも原盤を持ってくるわけにもいかないので、先生がSP盤からDSDファイル
に復刻。
復刻にあたっては最新KORG社開発の真空管 KORG Nutube×6連続可変カーブフォノイコライザー テクニクスSP-15 GE RPX-046(3ミル針)SP用カートリッジ ORTOFON SMG-212トーンアーム KORGのDSDレコーダーを用いて録音。

再生はそのマスターをDVD-Rに焼いたDSD-DISKを写真のアキュフェーズの110万のDP-720ハイレゾプレーヤー C-3850 M-6200ら最新アキュフェーズアンプ同軸2ウェイ最新ドライバーらの最新JBLモニター4367WX で披露された。

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