Quantcast
Channel: ゴルゴ平蔵のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1949

ヒルクライム山岳サイクリング用サドルを試す

$
0
0
昨日上田市の自転車店に注文していたサドルが届いたというので取りに行って早速使ってみました。

買ったのは、fizikフィジーク社 VERSUS X ANTARES braided
イメージ 1
イメージ 2

カーボンレールモデルです。
イメージ 3


これまで使ってきたボントレガー社のパラディウムと並べてみます。
イメージ 4
イメージ 5


キャノンデール シナプス 2015に取り付けました。
イメージ 6
イメージ 7


ボントレガーのはクッションが1ミリ程度の矮小の一方、座面が適度にしなって尻痛を予防するのに対して、アンタレスはたっぷりクッションが入っています。

そのためだと思いますが、そのままではサドル高が高すぎて、5mm前後シートポストを落としました。

このサドルの目的は、お尻を前に移動して前乗りでも股間が痛くならないことが最大目的です。

実際に走ってみると、薄めのパッドのサイクルジャージで1日74kmばかり走ってみました。尻痛もなく大丈夫 フラット&溝構造で前後どちらにも座り直せますし、尿道圧迫による痺れ EDも大丈夫で安心です。

200kmロングライドに耐えられれば合格です。

本来座骨を点で支えるとされるサドルだけに、ボントレガーのように200kmライドに耐えられるかですね。

しかし、メーカーの開発目標の「溝により前から後ろまでどこにポジションをとっても圧迫感が少ない」は確実に感じられました。

メーカーによるとこのサドルの特徴は以下のようでした。

穴あきサドルは穴があるためにサドルの剛性が低下しヘタりやすく、穴のエッジで圧迫が生じます。

また穴のあいている位置からポジションをずらすと、圧迫が回避できなくなってしまいます。
そこで「穴」ではなく「チャンネル(溝)・デザイン」なのです。

VERSUS Xは従来品のVERSUSよりもさらにパッド量が多く、先端から最後部まで深く貫かれた「チャンネル(溝)・デザイン」が特徴。

この溝により前から後ろまでどこにポジションをとっても圧迫感が少なく、優しい座り心地は走行距離がそれほど長くなく、繊細な感覚を持つサイクリストに最適といえます。

しかもレーシーな見た目はスタンダードサドルに全く引けをとりません。

フィジークの提案する「スパインコンセプト」で柔軟性に基づいてサドルを選んだ時に、スタンダードサドルよりもう少しパッド量が欲しい、安心感が欲しい、という方にはVERSUS Xがお勧めです。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1949

Trending Articles