地元オーディオ音楽仲間からお誘いいただいて去る日曜日に長野市にようやく出来た音楽専用ホール 長野市芸術館にて聴いてきました。
昨シーズンまでウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の名コンサートマスターとして同団を率いたライナー・キュッヒルを中心に、ヴァイオリン2人、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、ホルン各1人にクラリネット2人の9人編成で、ウィーン・フィルの腕利きの主要メンバーたちのハイレベルな演奏。
1993年以降27回目の来日というのだからもうお馴染みですね。
ライナー・キュッヒルさんのDUOも信濃美術館で聴いていて、ソリストで生きている人たちと同等のテクニックを有しながら、ウェーンフィルコンマスならではの崩しはない正当派演奏を昨年聴いている。
演目はこのようでした。
この中のシューベルト・メドレーはおそらくクラシックを聴かない方でも学校やラジオらで耳にしたことのあるお馴染み楽曲が並べられました。
全体としてはなんと言っても、ウィーンフィル ニューイヤーを終えてそのまま来日。
多額の渡航費用らを投じてウィーンに行かなくても、超一流の演奏が聴けるのだから嬉しいですね♪
中心はシュトラウスのワルツ ポルカ楽曲。
ウィーン情緒の香り高いシュトラウス・ファミリーやツィーラー、ランナーたちのワルツ、ポルカの演奏は、ウィーンに寄せる彼らの愛情と誇りを痛感させ、聴く者をこの上ない幸福感で満たしてくれる。
ライナー・キュッヒルはワルツ ポルカをウィーンでのデイリーミュージックとインタビューで答えていたように、身に染みついたリズムは日本人だけでは再現困難に感じました。
ところで “ワルツ” と “ポルカ” の違いはなんなのでしょうか?
ワルツとは、テンポの良い淡々とした舞曲のこと、またその曲に合わせて踊るダンスのことを指す。そして舞曲は3拍子が一般的であるとされている。日本語訳では円舞曲(えんぶきょく)と呼ばれている。
ポルカの方は、1830年頃おこったチェコの民俗舞曲であるとのこと。
リズムはワルツの3拍子に対して速い2拍子が基本的な特徴的であるとされるが、中には3拍子のポルカもあるよう。
アンコールもお約束の
来年も来日されるでしょうから聴かれる機会があれば是非お勧めします。