シュアがフォノカートリッジ生産を終了する記事は多くの皆様がご覧になったとおりかと思います。
世間ではアナログブーム、レコードブームと言われているのになぜ?と思ってデータを調べてみました。
アナログレコードの市場規模(日本レコード協会調べ、以下市場規模に関しては同データ)は、2007年に約6億円、2009年ごろには約2億円まで落ち込んだのを底に、2016年は15億円近くにまで回復しています。
パッケージ全体の市場規模は2007年の約4000億円から2016年の2400億円、配信市場も2007年の750億円から2016年の530億円とそれぞれ縮小。
世間ではアナログブーム、レコードブームと言われているのになぜ?と思ってデータを調べてみました。
アナログレコードの市場規模(日本レコード協会調べ、以下市場規模に関しては同データ)は、2007年に約6億円、2009年ごろには約2億円まで落ち込んだのを底に、2016年は15億円近くにまで回復しています。
パッケージ全体の市場規模は2007年の約4000億円から2016年の2400億円、配信市場も2007年の750億円から2016年の530億円とそれぞれ縮小。
国内でのアナログ・レコードの生産数の年次推移です。
http://www.riaj.or.jp/f/data/annual/ar_anlg.html
たしかに増えているのは間違いありませんが、昨年でも110万枚程度。
CDの最盛期ではミリオンセラーと言われるほど、1アルバムで100万枚を超えた時代もあったことを考えると、やはりレコードは音楽ソフトとしてはやはりマイナー。
現在どんな音楽が?としたら、パッケージ、配信、ストリーミングらでデジタルでは網羅できてもレコードだけならどうなのでしょう。
シュアの屋台骨を支える売上をレコード針では確保できなかったと推測されます。
たしかに増えているのは間違いありませんが、昨年でも110万枚程度。
CDの最盛期ではミリオンセラーと言われるほど、1アルバムで100万枚を超えた時代もあったことを考えると、やはりレコードは音楽ソフトとしてはやはりマイナー。
現在どんな音楽が?としたら、パッケージ、配信、ストリーミングらでデジタルでは網羅できてもレコードだけならどうなのでしょう。
シュアの屋台骨を支える売上をレコード針では確保できなかったと推測されます。