マイ電柱については、ネット検索すれば各所での工事&音質差レポートが出てきますので、ごく簡単にレポートします。
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その中で、電力会社ごとに音質差は確実にあるとの強力なレポートについて、実施面からさもあらんという部分をいくつか発見?しました。こちらは詳しめにさせていただきます。
オーディオデザイン社の著者による電力会社音質差分析。
「マイ電柱工事」
こちらはこれを得意とされている出水電器 島元社長にお願いしたのは何度もレポートさせていただいたとおりです。
申請から設置まで、中部電力では半年以上かかりました。
マイ電柱到着。電柱は好きな色に着色できるそうです。目立つのが嫌なのでコンクリ色です。
予め掘った穴に電柱を立てます。この立てた位置がポイントで音楽室の壁の向こう側なんです。
つまり柱上トランスから最短距離で、オーディオ用分電盤まで電力を引いたというのが、もしかしたらうちの特徴かもしれません。
「電力会社毎の音質差1は高圧電線」
6600Vの高圧電線です。
これらは電力会社毎に、法令に則った安全性優先のケーブルが選択されるそうです。
残念ながら、被覆にメーカー、線材、耐圧などの表示はなかったです。大人の事情でしょうか?
「音質差その2は柱上トランス」
電力ー磁力ー電力というエネルギー変換が行われるトランスは、スピーカーユニット同様、音質差が大きな素子であることが定説ですね。
ここも電力会社毎に採用されるトランスメーカー、トランスは異なるそうです。
「中部電力特有の安全対策 接続板」
これだけは辞めてもらいたいと出水電器を通じて工事業者にお願いしたのに叶わなかった電線どおしを接続する接点です。
黒いかばいの上に線材どおしを接続するプレートが見えます。
電気会社からは防水上の必要工事だそうですが・・・
まさか鉄板ではないでしょうが、よろしくない部材であることは素人目にも明らかです。
個人的にここが電力ストレートを阻んで、冒頭に書かれた中部電力の音質特徴である低域過剰を生んでいる部分と推測しました。
インコネでもスピーカーケーブルでも長くすればするほど、古くなればなるほど、途中にセレクターら接点を入れれば入れるほど、高域の抜け、鮮度が落ちることは多くオーディオエンスーの皆様がご経験されていることと思います。
この接点は市内のあらゆる家庭、工場、商店の電力引き込み部分に見られます。
東京電力管内では見たことがありません。
抜けがいいとされる関西電力、中国電力でこんな鉄板?をケーブル間に挟むことはないのではないでしょうか?
「裏技」
この我が家専用の変圧トランスから引かれた電力は、メーターから二股に分かれて、一般電灯線の分電盤、オーディオ専用の分電盤に分かれています。
裏側は旧家屋が残っていて、そこには別の変圧トランスから電灯線が引かれています。
この電灯線を我が家の一般電灯線に結ぶと、マイ電柱は完全にオーディオ専用になります。
上記のとおり、電力会社毎に高圧電線、柱上トランス、引き込み線の接続方法にはじまり、ここからはわかりませんが、発電機の選択、そこからの高圧電線のメーカー、変電所の変電トランスらには電力会社ごと異なった一定の選択、流儀があるはずです。
したがって、電源ケーブル、壁コンセントレベルで音質差があることがほぼ定説になっているオーディオマニアからは、電力会社毎に音質差があるのは極めて当然のこととなると思いました。
そこに東日本50Hz 西日本60Hzの超えられない壁が立ちはだかったいますね。