交換出来ない、しにくいオーディオ関連といえば、なんと言っても部屋、次にはオーディオラックではなかろうか。
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この上にオーディオ機器を置くわけですから、この模様は見ることはほとんど出来ないはずです。
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積層合板のラック板はこのようにくり抜かれて、鉛ら制振粉末が充填されています。
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さらに、比較試聴しにくいものの代表格でもありますね。
音質のいいラック探しに10年かかったことは昔書きました。
音質いいラックがありそうだとなれば試聴に東奔西走。
今はfinite elemente(フィニッテエレメンテ)とCOPURALE(コプラーレ)のラックにしています。
いずれもドイツ製というのも因果ですね。
高くて手が届きませんでしたが、音質の他にインテリアにアナログプレーヤー台にと憧れたラックはコプラーレのこちらです。モーツァルトシリーズ。
このラック足のピンポイントベースは鳥のくちばしを模した工芸品的な美しさ。
コプラーレにはこんなラックもありました。
まるで、男の究極のオシャレは、パンツら下着であり、また靴下であると主張しているようです。
自分が買ったブロンズシリーズにはこんな遊び心あるラックもありました。
鳥を除けば、音質もおそらく拙宅のBRONZEラックと変わりませんが、毎日機器の操作で目に入るところだけに、翡翠像は癒やされたと少し後悔があります。
別にデザイン最優先ではなく、音質的に巧妙に吟味されています。
そうしてラック板までは床から機器に至るまで、都合3ヶ所に及ぶピンポイントベースが設けられて、振動消滅コントロールが万全にされています。何より音がいい。
自分のフィニッテエレメンテのラックもこちらの解説のとおり、よく考えられています。
床からの振動の90%を熱変換して消滅させる性能があるとされます。
他に高音質ラックといえば、ゾーゼカスが有名ですね。
いずれも今はメーカーがありません。
消え方も輸入代理店から連絡が取りにくくなって、遂に返信も来なくなったという自然消滅も似ています。
どれも他に代えがたい高音質ラックなのに、例えばTAOCやACOUSTIC REVIVEのようにオーディオアクセサリー全般に商品を広げていかないと消えてしまうのですねえ。
いいモノだから売れる、良いオーディオを作れば会社が発展するわけではない。
もったいない話しです。