メーカー真空管アンプ&スピーカー鳴き合わせ会ののちは、友人と松本市の老舗JAZZ喫茶「エオンタ」さんへ。
正直、イベントの音よりこちらの方がスイングを感じます。
同じく自宅に戻ってEL156真空管アンプとソナス・アマティで鈴木さん指揮、バッハ・コレギウム・ジャパンを鳴らすと、自宅の方がやはりハーモニーの綾がよく感じられていいなあと寛げる自分がいます。
エオンタさんではいつもニュージャズや珍しい新譜をジャズ好きな平蔵たちのためにいろいろかけてくださいます。
古い音源の名盤をかけるジャズ喫茶ではなく、情報発信源としてのジャズ喫茶として、そのご見識、探究心、好奇心を高く評価しています。
今回からはストリーミング再生時代のユーロに相応しく、DISKは一切なし、ダウンロードかストリーミング音源から取り込んだものです。
こちらはイタリアジャズ。
こちらはベルギージャズ。
こちらはコルトレーングループがコルトレーン抜きでレコーディングしていた未発表音源が見つかって最近リリースされたもの。
帰り際にはこちらをかけてくださった。
こちらにはビル・エバンスが実際に来店して壁にサインを残されている。
まだ若い頃のパルネ・ウィランがやってきて、「マスター、表のビル・エバンスのサインは本物か?」として、サインに頬ずりしていったそう。
基本はALTEC A7だけど、ご覧のとおり上下逆にして、台のJBLハークネスとはA7は音響的に連結させている。
ハークネスが機械的にドロンコーンとして働いて、超感上のローの伸びがジャズには十二分。こんなハークネスの使用例はないのではなかろうか!
何より、ベースのピッチ変化の転換点を即座に示して、ベースリズムに自然のノレル!
ハイはJBL2405をネットワークで付加して、普通はニュアンスが出しにくいALTECでのユーロジャズの再生を万全なものとされている。
こんな音は新型JBL、現行TANNOYからは聴こえなかったなあ!