アンプメーカーから見た現代電源事情の問題はラジオ帯ら高周波の電灯線への混入、そうしてそれらが電源正弦波の頭を潰す(歪ませる)。
その結果、整流後のDC電圧も頭のつぶれた分低下する。
サンスイ元アンプ技術者の方より現代は平均5~8%の整流DC電圧低下が及ぼし、結果アンプの音質が悪化するということを知りました。
(その後250V、5Aのを1個380円で売っているところを見つけて9個追加)![イメージ 2]()
こちらは内部構造です。![イメージ 14]()
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効果はすぐに。
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使わなくなった雷サージ防止バリスタ入りプラグは空きコンセントに。![イメージ 9]()
電源ノイズが大きそうで、絶対に電灯線にそれを入れたくない部分にはこのTDKラムダのICフィルター、フェライトコアに一重巻き、バリスタの三層でノイズカットしました。![イメージ 15]()
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これを知ると、オーディオ機器にifi AC ipurifier、フェライトコア、ノイズカットトランスらで高周波カットするだけでは不十分ということもわかりました。
これらの悪さをするのは三大ノイズとされるスイッチング電源、インバーター(コンバーター)、モーターら家電品の電源から逆流するノイズ類ということもわかりました。
そこでこのノイズ対策を一つ前の日記までのとおり、様々な試みを行って参りました。
今回はいよいよトドメを刺します。うちはマイ電柱ですので、柱上トランスは拙宅のみ。
家電品らのノイズ対策が万全であれば、絶対にオーディオ専用電灯線にもノイズ弊害は起きない。
TDKラムダというICフィルターによるノイズ反射で、電灯線にはノイズを紛れ込ませません!!!
取り敢えず9個をMonotaROに注文。
元から電源ケーブルが付いていて加工がしやすいですね。
想像よりもとても小さいですが、250V6Aまでの規格ですので、大半の家電品の消費電力には余裕と思います。
パナソニック製真鍮プラグソケットにこれらを装着。
当初、圧着端子利用でニチブのものも容易していましたが、端子サイズが大きすぎって使えませんでした。コードを直接接続。
このTDKラムダの配線は先にハンダで端末処理がしてあるので、配線のヒゲが出ることはありません。
出来上がり。
これ1組で1,000円程度ですから、オーディオ用ノイズカット機器からは格安ですね!
(別のところで1個380円発見。プラグも合わせても1組600円程度)
こちらはラムダの旧モデル。
早速音楽室のプライベートTVやスマホら充電器関係のコンセントプラグに。
テレビ画面が明るくなって、安定(チラツキのようなのが消滅)。
洗濯機、冷蔵庫、温水シャワートイレ、温水ボイラーらの電源に取り付け。
屋外の温水ボイラーについては防水加工もしっかり行いました。
これだけでもノイズカット効果があると書かれていたので(笑)
これでうちのノイズカット対策は完全とは申しませんが、大概のお宅よりはクリーンな電源が確保されたと思います。
オーディオは手間暇がかかる趣味ですね。
小さなことからコツコツと。LED照明、風呂の温風乾燥ファン、キッチン換気扇ら備え付けの機器はコンセントがなくて(壁内?)、こういったノイズカット処理が出来なかったのが残念です。
おそらく換気扇からとおもいますが、調理中にちょっとハイが不自然なシャリ感が聞こえることがあるんですよねえ。
それから、うちでの一つの真空管アンプで試した程度ですが、個人的にパワーアンプの電源に入れない方が躍動感、メリハリを損なわない傾向でした。
電源ノイズをTDKラムダありなしでの測定された方がおられました。
なし 30MHz
TDKラムダイン
なし 20KHz
TDKラムダ