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Channel: ゴルゴ平蔵のブログ
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松本アナログオーディオフェア

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いろいろな収穫があった表記フェア 

今週末は中級~ハイエンドオーディオフェアがあるし、月末にはペア150万もになる、かつての10万のNS1000Mからは大幅価格アップのNS-5000の試聴会も。
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ミッドとハイには平蔵の自転車のホイールのスポークに使われているザイロン繊維で作られた振動板というので興味津々♪

今回の驚きはこのオーディオテクニカが開発したAT-ART1000というカートリッジ。
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こちらに通常のカートリッジの発電機構との比較がわかりやすい。
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通常のが針先が拾ったレコード凹凸信号の振動をカンチレバーを介して奥のコイルで電気信号変換

これが針先のすぐ後ろにコイルが付いているのが特徴。

テクニカの人によると、このコイルのプリント?何やらのコイル技術の開発が近年ようやく出来て商品化したそうだ。

素人でもカンチレバーの影響を受けずにダイレクトに発電できる方がベターというのはわかる。

似た発想はIKEDAや古くは手持ちのDECCAのカートリッジにもあったが、それらより通常のカートリッジと同じように使えるよう。

いずれにしても音質・・・

これが一番驚いた。

たまたまLUXの方がテクニカのMM方式の通常のAT120という数万のカートリッジを持ってきておられたので比較試聴。
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このAT120ではアナログレコード特有のパチパチノイズなどがご想像のとおり聞こえるのだが、AT-ART1000にはこれがほとんどない。
というかパチパチと尾を引かないので耳に入るトランジェント以下のようだ。

オーディオ店主がまるでマスターテープを聴いているようだ!と表現したのもよくわかる。お値段も立派な60万。買った人は幸せが・・・・

ただ針先のゴミ取りはこのとおり線ら剥き出しなので、通常の刷毛は要注意。
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アームへの指定はないが、シェルは同社の一番重いタイプと込みで開発したので、カートリッジと合わせて30gになるという。
その重さに対応できるアームとのことだそう。

ヤマハ GT2000のアームなら大丈夫だそうだ。

続きます。

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