テクニクスブースで、朝一だったので他が音を出す前でじっくり同社モデルを聴くことが出来ました。
ところで目を惹くこちらの新型レコードプレーヤーの部品展示。
これはこれで悪くないのですが、これではただの部品展開展示。
かつての同社のプレーヤーからどこがいい部分を引き継いで、どこが新規開発なのかわかりにくい。
無知 浅学 薄学 圧倒的な経験不足のオーディオマニアがこれはDJ用でオーディオ用ではないと高らかに語っていたから。
たとえば、DJ用にも使われたSL-1200MK6とはモーターそのものが違うことを比較展示。
ターンテーブルも真鍮入り 精密バランス調整 アーム素材もマグネシウムに変更 筐体がプラスチックからアルミダイキャストになど、SL-1200MK6とは別物であることを強調するポイントを絞った展示にすべきだと感じました。もったいない。
スピーカーは大型ハイエンドの方は難しいですね。
かつての石井氏のころのテクニクスに感じたハレーション気味?薄い?音からは隔絶されてとてもいい印象があるのですが、低音が完全に締まらないのですね。
箱ではマジコら最新海外ハイエンドに差を付けられましたね。
箱も鳴いていますし、こういうトールボーイのボンボンしがちな部分をどう引き締めるかはテクニクスでも苦労なさったのではなかろうかと。
6畳 8畳なら小型のこの15万の方がいいですね。
レコーディングモニターに仕方なく使われるものの、耳の疲労感を招くヤマハ NS-10Mよりはるかに質感が高いですね。これなら疲れずに同軸でしっかり定位モニターできそうです。
なお、自分がカラオケ用音源を作るバイトをしていたスタジオでは、少なからずの編集者がNS-10Mのツイーター前にティッシュをセロハンで被せて、高域を弱めて耳の疲れを防止していました。
このNS-10Mが多く使われたのは、マイクはシュア-58 小さなライブハウス インストアライブらのPA用SPはEV2ウェイら業界標準となっている機器を置いておかないと、いつだれが使ってもすぐに音確認しにくいからですね。
名著 名学習書ではないものの、標準の教科書のような・・・いいから使っているわけではないことです。
パワーアンプはDクラス 松下ならではと感じたのが、実際のスピーカーシステムのインピーダンスの周波数差での変動を10分かけて測定。
これをフラット化するようにパワーアンプが働いて、最適な動作を保証するシステム。