メーカー、輸入代理店担当、ショップ店主らと近時話す中で、もうハイエンドスピーカーの世界ではかつてホーンスピーカーで流行ったマルチアンプという方式は消えた。
![イメージ 1]()
究極に音質を追い込む方法はバイアンプやバイワイヤーに収斂されたとされますね。
これもネットワークがかつての6dB/oct 12dBなどの単純なフィルター役から、タイムアライメントまでここでも調整して、ロー~ハイまで高解像度、ローまで音場表現が求められるようになった。
その結果、それに相当する専用設計のチャンネルデバイダーはまずない現状では、マルチアンプでは、到底ネットワーク経由で目指したメーカーの音質は得られないからということだそうです。
自分もマルチアンプを数年やった時期もありました。
設計は古典的な12dB/octらのフィルター特性だけのものではありますが、ネットワーク素子に思い切り物量を投入すれば、相応な音質アップが望める。
いわんや現代ハイエンドスピーカーのネットワーク相当を市販のチャンデバで同じ特性が得られる見込みがないので手を出すことはないと感じています。