アンプの電気定格項目に「トルク」(ドライブ力)なんて項目があるものでもなく、電気的にどう説明できるのかわからない。
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余談ですが、今二つのJBLも数少なくない中、LE-8Tがクラシックの弦までオールマイティーに聞こえるのは、センターキャップがアルミではなく、ジュラルミンであるのと無縁ではないのかなという気もします(これでダイヤフラムを作ればいいのに)。
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でも、オーディオをやってきてアンプをとっかえひっかえしてみると、単純なトーンバランスなどの音色の違いのほかに、アンプによってスピーカーが化けるなんてことを経験する。
一般に小型スピーカーはお値段も手頃なものが多いので、組み合わされるアンプもプリメインアンプの似たような価格のもの。
ところがこの小型2ウェイのスピーカーには不釣り合いなほどのド級パワーアンプを宛がうと、これって小型スピーカー?と耳を疑うような変化を示す。
もっと自分の実例も踏まえて書いてみたい。
このソナス・ファベール社 ガルネリオマージュ
オーディオを再開してほどないころに揃えたこのSV-501というアンプで駆動。
6BM8という真空管の三極管部分が音が眠いそうで、全体としてシャキッと感もないのも相まって、弦楽四重奏専用システムのようでした。
ピアノもドラムもベースも鳴らない、ひ弱な音で。
その後同じWE300Bシングルアンプながら、是枝重治さんが管球王国で頒布していたこちらに。
これを改造して
さらにトランス類をWestern Electricコアのものにして組み直しして
良くはなっても、ガルネリでJAZZやROCKをイメージの音で到底鳴っているとは言えない状況は変わらず・・・・
オーディオ専科の300Bプッシュプルアンプも
このように部品一新して組み直してよくなったものの・・・・
やはり叩く音らアンプのトルク不足感が・・・・
現在のEL156プッシュプルアンプにしたら。
ようやくROCK JAZZ ドラム ベースまで鳴るようになりました。
同じことがこのJBL LE8Tフルレンジを使った同社のメヌエットでも。
WE300B系統では弱くて音量が取れるだけで、EL156 4本で押し出すと全てのジャンルがよく鳴りました。
逆にホーンシステムではスピーカーから数mで聴いている我が環境ではEL156PPは強すぎます。ホーンからの強い音は聴いていて疲れてしまう。
こちらのシングルアンプのトルクで十二分です。