最近読んだ自転車関連本で一番よかったと感じた本です。
よかったと感じた点は、オーディオ雑誌にも共通する、主観的な乗り味評価は一切なく、測定ら客観<的なものだけで構成されていた点です。
たとえば、駆動ロスについては実際に測定。
チェーンについては、一見汚れていなくても、200km走っただけで4%以上も駆動ロスが生じるそうです。
フレーム設計については、特にカーボン主流時代になって、アンカーによると、フレームのどの部分をどう設計すればどういう特性?感覚になるかわかっているそうです。
これとペダリングの個性との絡みも読み応えがありました。
プロレースらで従来の23Cタイヤから25Cタイヤが主流になった理由も計測で明らかに。
ホイールの空気抵抗まで計測。
今年改正された必要タンパク質量からサプリメントへの警笛も。
共著で、執筆者も確かな方々のようでした。