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Channel: ゴルゴ平蔵のブログ
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MARANTZ SA-10  CD-15 CEC/TL-1(CDトランスポート)

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年末は1ヶ月ほど待って納入されたマランツのハイレゾプレーヤー SA-10のお披露目に出かけて来ました。
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手前がCEC社トランスポートです。
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ラックの上がSA-10 下は同じマランツ社のCDプレーヤー CD-15です。
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CD-15はオーディオ懐古録によると、1994年~販売 定価38万円
SA-10は今年の10月から販売 定価60万円

年数の違い、CD-15がバブル期の製品であることを考えると、ほぼ同等クラスに分類してよろしいでしょうか。

DAC部分

CD-15のD/A変換部には優れた直線性を誇るビットストリーム方式D/AコンバータであるDAC7搭載。
1ビットコンバータ部を構成するTDA1547を選別。

SA-10は完全オリジナルのディスクリートD/Aコンバーター「Marantz Musical Mastering(MMM)」を搭載。
MMMはSA-7S1やSA-11S3で使用されたオリジナルデジタルフィルターをさらに進化させた「MMM-Stream」とDSDをアナログ変換する「MMM-Conversion」で構成。

DSD 11.2 MHzおよびPCM 384 kHz /32 bitの入力信号に対応するUSB-DAC機能を搭載。

DSDの伝送方式はASIOドライバーによるネイティブ再生とDoP (DSD over PCM Frames)に対応。また、PC側のジッターを多く含んだクロックを使用せず、SA-10の超低位相雑音クロック発信器によって生成されるマスタークロックで制御を行うアシンクロナスモードにも対応と現代ハイレゾ環境に万全です。

アナログ出力回路

CD-15にはマランツ独自のHDAMを採用。

SA-10はフルバランス・ディファレンシャル構成のオーディオ回路としました。マランツ独自の高速アンプモジュールHDAM[m:218]及びHDAM[m:218]-SA2を使用し、すべてをディスクリート回路で構成。



メカニズム部

CD-15にはフィリップス独自の1ビーム・スイングアーム・メカCDM-4MDを採用。

SA-10には最新世代のオリジナル・メカエンジン「SACDM-3」を搭載。


音質
以下は好みを取り除いた純粋?なオーディオ的聴き方です。

オーナーの弁によると、音数、奥行き 厚み 押し出しらCDでもどの項目でもSA-10が明らかに上だそうです。

特に音数に大きな違いがあるとか。


ではとトランスポートをベルトドライブのCEC TL1にしてデジタルRCAインへ。
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ガクッと音数が減ったそうです。

メカも最新の性能は違うようでした。

PCやNASもUSBデジタルインに入れて聴けますし、iPhone iPod接続機能もありました。

マランツで「10」ナンバーは特別なナンバーだそうです。

これまで10ナンバーを付けられた機種としては、あのセクエラ氏設計でアメリカのマランツそのものを傾かせる傾かせる原因となった物量投入真空管式FMチューナーMarantz 10B
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ステレオアンプでありながら、実質完全モノラルアンプのSM-10と今回のSA-10のみだそうです。
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同社の力の入れようがわかる音質と、さすがにデジタル機器も20年も経ると、同じデジタル音源でもオーディオ的能力が誰が聴いてもわかるほど向上するものなのですね。


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